方針 #9
クリーニングのタグを取り忘れ、登校。
電車の中で気付いて良かった。
ブログのネタ的には気づかない方が美味しかったな、と悔やんだ。
どうも。
日向坂46のnewシングルのカップリング、「キツネ」のMVが公開された。ハロプロ感漂う曲調だった。
「キュン」「ドレミソラシド」と同様に、印象的なダンスシーンを含む構成になっている。今回も"ドレミダンス"のように、"キツネダンス"として世に広め、まだ日向坂46を知らぬ人間に強い印象を与えようという思惑があるのだろう。
まだ発展段階に位置する日向坂46にとって、既存ファンの意向を呑むより、将来的にファンになるであろう層をターゲットに曲を出していくことは、非常に理に適っている。
既存のヲタクたちは誰も彼も皆、日向坂46に恋をしてからまだ間もないことを考慮すれば、現在の顧客を失う可能性は限りなく低いのだ。
しかしここで僕が1つ疑問に感ずるのは、「渋滞」だ。キャッチーな曲を出し、世間から「曲への認識」をしてもらうことは非常に重要なことだが、最終的な目標である顧客の確保のためには「グループへの認識」が達成されなければスタートラインにすら立てない。
その点で、「キュン」に始まり「ドレミソラシド」、さらには今回の「キツネ」。キャッチーな曲をリリースし過ぎることで、見る側の人間に対して個人差はあれど錯誤を引き起こしかねないのではなかろうか。
乃木坂46は、その"大人っぽいアイドル"のイメージから生み出される曲が多く、それに固執した結果どれも"良い曲"にとどまり、AKB48の「会いたかった」「ヘビーローテション」のような代表曲と言える曲を持たない。これは秋元康の犯した1つの大きなミスだろう。
日向坂46に於いては、同じ失敗を繰り返して欲しくはないのだ。似た曲調の作品が重なれば、1つ1つの曲へスポットが当たりにくくなるのは当然だ。敢えて印象に残りにくい曲を聴かせ、「やっぱり日向坂46は『キュン』のグループだ」と思わせることも1つのテクニックだと、私は思う。
こういったことを全て踏まえ、恐縮ながら今回の「キツネ」の個人的な評価を付け、締めの言葉としたいと思う。
曲…満点
歌詞…満点
ダンス…満点
可愛さ…満点
カメラワーク…満点
撮影地…満点
東村芽衣…満点
高本彩花…満点
MV完成度…満点
厳しめの評価をどうか許して欲しい。
(投稿:ロリコン大学幼女愛好科入学志望者)